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Columnコラム

所長コラム

24年度年末最後のメルマガです

2012 年 12 月 27 日

先日タイのバンコクに行ってきました。

夜の12時30分発のタイ航空のフライトでしたが、
朝の5時半にバンコクに到着していました。

深夜便だったので、機内でぐっすり眠ることができ、その後朝の
11時からのミーティングに余裕で参加することが出来ました。

20年ぶりのバンコクでしたが、ずいぶん近くなったという感覚です。

 

近年クライアントが東南アジアに進出し始めました。

また日本全体でも、独立系中小企業が海外進出する例がますます
増加してきています。

今回は知人がインキュベーション施設をバンコクに設置するとの話を聞き、
まずはどの様な日系企業がタイに進出しているのか確認し、
また日本の会計事務所が海外に進出したクライアントに対しどのような
サポートができるのかを調査することが目的でした。

タイ在住の弁護士・会計士の方々にお話を聞くことができ、また現在
バンコクにて業務を行っている企業の社長様方にもお話を伺う事が
できました。

日本の会計業界は、クライアントと比較して海外に対する視野が
狭い業界です。

クライアントが海外に進出してもサポートを行える事務所は
限られています。

本来はもう遅いくらいなのでしょうが、クライアントが少しでも安心して
海外に飛び立てる様に、私たち会計業界も行動を起こす時代になって
きていると思います。

 

来年は、東南アジアに進出する企業に対して、

〇税務(節税対策含む)・経理

〇金融(他国の銀行融資の状況)

〇法人設立(ブランチ・内国法人の設立)

〇業種ごとの情報

等、シンガポール・香港・タイ・マレーシア・インドネシア他、これから
東南アジアの中心となる国の情報をお届けしていきます。

どこの国のどんな情報が必要かをご質問頂ければ幸いです。

 

来年初頭からまず今回のバンコクの情報をお届けします。

シンガポールやタイなど最近の東南アジアを訪問していて
感じることは皆若く、非常に活気があるという事です。

各国とも貧富の差は激しいのですが、日本の様な閉塞感は無く、
今は貧しくても明日への夢を感じます。

しかし日本も負けてはいません!

飲食業ひとつとっても、日本の様な精緻な味付け、サービス
盛り付けは他国にはありません。

日本で陳腐化したサービスも、場所を変えれば十分に差別化した
ものになりうる可能性があるのです。

日本国内で悲観的な話をするより、もっと自信を持って海外に出てみる事も
必要だと思います。

 

本年も稚拙なメルマガをお読み頂きありがとうございました。

来年は、より皆様にとってためになる情報をお届けしていきたいと
思っております。

寒い年の瀬となりますが、健やかな新年をお迎えください。

来年度もよろしくお願いいたします。